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Nゲージ B6 2120形 組み立てのポイント(5)

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組立のポイント、ロッドまわりです。

◇輪心の接着
図の3点にエポキシ系接着剤を爪楊枝などで点付けして、輪心をはめ込みます。矢印の部分(ロッドピン穴)に接着剤がまわるとロッドピンを真っ直ぐ入れづらくなりますので、この周辺には接着剤を付けないようにしてください。


なお輪心の位相は目視レベルで合わせておけば十分です。通常は目視レベルでもスルスルとサイドロッドが回転してくれるはずです。万が一ロッドに掛かりが残った場合の最終調整はサイドロッド側で行います。これについては組立説明書をご参照ください。

(輪心を目視で接着した状態(手前)。ロッドピンを接着した状態(奥)。)

◇クロスヘッド・メインロッド
今回はクロスヘッドが銀色ロストワックス製になりました。クロスヘッドにはカシメピンがモールドされていますので、そのままバイスで挟むだけでメインロッドをカシメることができます。カシメは緩い分には問題ありませんので、締め過ぎに注意してください。
また、バイスへのセットが少しやりづらいかもしれませんので、例えば下の写真の白線のような台からスライドさせると簡単です。写真のバイスではハンダ付けに使うベーク角棒がサイズ的にぴったりでした。テープなどでクロスヘッドとメインロッドを固定しても良いかと思います。


ロッドの向きは下の写真の通りです。クロスヘッドは前回紹介したスパイラルホイールで磨くと良い感じになります。それが無ければ細かいキサゲ刷毛でもOKです。カットラインは根元(白線)になります。

(いずれも表側を上向きに置いています)


下の写真は塗装したダミーフレームに動力フレームを組み込んだ状態です。上まわりを被せれば完成です。



◇ダミーフレームの補足
ダミーフレームにメタル一体製のブレーキシューを接着しますが、フレーム内側に出っ張る位置決め用の突起を忘れずに削り落としてください(残っていると動力フレームの集電ネジに当たります)。


次回は最終回、カプラーについてアップ予定です。




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